適性検査とは?対策法を具体的に紹介!

就活準備を始めた皆さん、こんにちは。皆さんは適性検査というものをご存じでしょうか?
適性検査は大雑把にいえば、企業側が入社試験をはじめとした各種選考で、学力や性格から皆さんの適性を判断するためのものです。
この検査は普通のテスト同様、出題される問題に傾向があるため、特に学力の範囲は勉強して対策することは十分に可能です。
ではこの対策をいつから始めるべきでしょうか?
答えからお話しすると「可能な限り早く行うべき」です。
人気のある企業のインターンシップ選考や3月よりも早く選考が行われる早期選考では、適性検査の受験を求められることも多くあり、就活解禁前からチャンスをつかみたいと思えば対策は必須と言えるでしょう。
しかし、就活解禁前は受験者全体で見るとまだまだ出来が悪く、 逆にそこできちんと対策し結果を残すことができれば、「頭一つ抜けることができるチャンス」ともとれるでしょう。
対策するべき適性検査
適性検査の種類は20を超え、残念ながらそのすべてを個別に対策することは現実的ではありません。
そこで、まずは日本で最も多くの企業が適性検査(筆記)として使用している「SPI(エスピーアイ)」に絞って対策することをおすすめします。
SPIはリクルートマネジメントソリューションズが作成したテストであり、基礎能力検査(言語、非言語etc…)と性格検査で構成されています。これから主に対策するのは 基礎能力検査のうち言語(いわゆる国語)と非言語(いわゆる数学)であることを覚えておきましょう。
このSPIですがバージョンが都度リニューアルされており、現在はSPI-3が実施されています。本などを購入するときは、必ずバージョンがSPI-3であることを確認してください。
また、SPIにもいくつか種類があり主に下の表のように分類されます。
SPI-U | 大学生の新卒採用のためのテスト |
SPI-G | 転職者用の採用テスト |
SPI-H | 高校生の 新卒採用 のためのテスト |
SPIの具体的な対策方法
次に具体的な対策方法です。
学校によっては適性検査の対策講座を開いていたり、問題集を配布しているところもあります。しかし、出題範囲のうち「自身のできないこと」を効率的につぶすためには、出題範囲を網羅した問題集で反復練習することがもっとも効果的です。
そのため、ここではおすすめの問題集を2冊ご紹介します。
長所
・解説が非常にわかりやすい。
・公式の使い方なども解説されており、数学が苦手だった人も取り組みやすい。
・各分野の易しい問題が網羅されている。
短所
・難問はこの一冊で対策しきれない。
・問題数が他の問題集と比較して少ない。
長所
・各分野の問題が網羅されている。
・問題数が非常に多い。
・難問も数多く収録されている。
・完璧にできればほとんどの問題に対応できる。
短所
・解説が不親切。(数学がある程度できる人向け)
・SPIだけの対策としては問題数が多すぎる。
・問題集の設定した目標時間に無理がある。
問題数の違いはありますが、言語の分野はどちらの問題集でもほとんどの人が取り組むことができます。しかし、非言語の分野は数学の苦手な人がいきなり 「SPI&テストセンター超実戦問題集」 に取り組むことは難しいです。
上記をまとめると「これが本当のSPI3だ!」は初心者向け、「SPI&テストセンター超実戦問題集」は上級者向けと言うことになります。
したがって具体的なプランとしては
初心者(特に数学に苦手意識がある人)は 「これが本当のSPI3だ!」 を使用して基礎を固め、時間に余裕があれば 「SPI&テストセンター超実戦問題集」 で不安な分野をピックアップして問題を解く。
中級者(数学が苦手ではない人)は 「SPI&テストセンター超実戦問題集」 を使用して、 不安な分野を 重点的に反復練習する。
上級者(数学が苦手ではなく時間がある人)は 「SPI&テストセンター超実戦問題集」 をすべて完璧になるまで解く。
の3つがおすすめです。
そして、最も重要なことは「できるだけ早く行動に移す」ということです。「長期休みになったら…」「今は忙しいから…」などと言い訳をしている人は、結局ずるずると後回しにしてしまいます。デキる人はどんな状況でも努力します。
今すぐに行動しましょう!
へのへのもへ爺の今日やるべきこと
問題集を買って勉強を始めるのじゃ。